4武将のイメージができました。
沖縄の戦国時代である三山時代の武将たちのイメージができました。
沖縄本島が統一されたのは1429年に尚巴志によってなされたことになっています。その尚巴志は佐敷という今でいう南城市の佐敷の出身で、当時の田舎でした。その尚巴志が統一するという話が今でも歴史資料や言い伝えにより残されています。勝てば官軍であることは歴史において通説となっており、尚巴志が攻めた「中山」「北山」「南山」を最後に統治していた武将たちの評判は概して悪く描かれています。そのため、尚巴志は良き使者としてその土地の安寧のために戦うという図式が当てはまります。しかし、その図式はあまりにも単純化しすぎているように見えます。
今の時代においても、さまざまな地域で戦いが起きています。その戦いは善と悪の戦いであることはなく、それぞれの側に言い分があり、それぞれの側に正義があります。
三山時代にもその側面があったのではないかと思うのです。それを証明することはとても難しいことですが、想像することは難しいことではありません。歴史として残された痕跡をもとに、三山時代に命を燃やした琉球武将たちの世界を想像するとともに、その世界を少しでも味わってもらうための機会を増やしていきたいのです。
4武将については、これから紹介していきます。
南城市佐敷にある場御嶽の近く(場天ノロはショウハシのおばさん)
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